健康と美容に効果【にんじん】のひみつ
そもそも、にんじんは、昔から薬用として栽培されていました。
金時にんじんのような細長い「東洋にんじん」と普段食卓に並ぶ「西洋にんじん」ともに体に良いものだと考えられていたのです。
※高麗人参(ウコギ科)は、ここで言う「にんじん」(セリ科)とは、別のものです。
健康効果
- ガン予防
- 免疫力アップ
- 整腸作用
にんじんに多く含まれているベータカロテンは、活性酸素を抑制する働きがあり、ガン予防や免疫力アップに効果があると言われています。
また、にんじんに豊富に含まれている食物繊維は、腸内をきれいにし、腸内環境を良くしてくれます。
美容効果
- 美肌効果、紫外線ケア
- 老化防止
- 低カロリー(100gあたり39kcal)
にんじんは、薬膳では、血流を良くし、血流を増やしてれると考えられています。
きれいな血が、体中に行きわたることによって皮膚をみずみずしく保ち、壊れた細胞も修復してくれます。
それが、シワやシミ、紫外線ケア、老化防止になるのです。
にんじんには、豊富なベータカロテン、ビタミン類、カリウム、鉄、カルシウムなどのミネラル成分がバランス良く含まれており、美肌効果や老化防止に効果があるのも納得です。
また、にんじんは、その豊富な栄養素のわりに低カロリーです。
カロリー100gあたり | |
---|---|
ごはん | 168kcal |
にんじん | 39kcal |
大根 | 18kcal |
上記の表を見て頂くと、にんじんのカロリーは39kcalに対して、ごはんのカロリーは168kcalとなっております。
にんじんのカロリーは、ごはんの4分の1のカロリーなのです。
大根の18kcalと比べると少しカロリーが高いように思いますが、にんじんの美容効果を考えると39kcalは、低カロリーと考えられます。
簡単!にんじんレシピ
にんじんサラダ(ラペ)
材料
- にんじん 400g
- 酢 大さじ4杯
- オリーブオイル 大さじ2杯
- 砂糖 大さじ1杯
- 塩 少々
- こしょう 少々
作り方
- にんじんを千切りにする。(スライサーを使うと良い)
- オリーブオイルとにんじんの千切りを混ぜ合わせる。(生のにんじんが苦手な方は、電子レンジでお好みで数分加熱し、水分を切り、冷めたら水分を搾る)
- 酢、砂糖、塩、こしょうとにんじんを混ぜ合わせて出来上がりです。
子どもが喜ぶにんじんレシピ(しりしり)
材料
- にんじん 150g
- 卵 1個
- みりん小さじ 2杯
- しょうゆ小さじ 2杯
- 砂糖小さじ 1杯
- ごま油小さじ 1杯
- いりごま 少々
作り方
- にんじんを千切りにします。(スライサーを使うと簡単です)
- 熱したフライパンにごま油を入れて、にんじんを炒めます。
- にんじんが、しんなりしたら砂糖、しょうゆ、みりんを入れて炒めます。
- 全体が、混ぜ合わさったら溶いた卵を流し入れて、火が通るまで炒めます。
- お皿に盛り付け、ごまを少々。完成です。
にんじんは、豊富な栄養があるので、子どもにもたべさせたいですね。
にんじん葉のレシピ
にんじんは、葉も食べられます。にんじんは、種をまいて芽が出てある程度、葉が大きくなったら、間引かなければなりません。にんじんの根は、まだ小指ほどの大きさです。
この間引きにんじんがおいしいです。
にんじん葉のゴマ和え(間引きにんじん)
農家は、にんじん葉は、間引きにんじんの葉を食べます。
柔らかくておいしいからです。
根の部分が大きくなったにんじんの葉は、茎が固すぎます。
材料
- 間引きにんじん 1束
- すりごま 大さじ4杯
- しょうゆ 大さじ1杯
- みりん 大さじ1杯
- 砂糖 大さじ1杯
作り方
- にんじん葉をたっぷりの熱湯でゆでます。
- 茹で上げたら湯を切ります。
- 粗熱をとったら3cm程度に切ります。
- ゴマダレ(すりごま、しょうゆ、みりん、砂糖を混ぜたもの)とにんじん葉を混ぜて出来上がりです。
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