美容と健康に効果【にんじん】のひみつ

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農業歴18年、レモンの木を育てています。

健康と美容に効果【にんじん】のひみつ

そもそも、にんじんは、昔から薬用として栽培されていました。
金時にんじんのような細長い「東洋にんじん」と普段食卓に並ぶ「西洋にんじん」ともに体に良いものだと考えられていたのです。
※高麗人参(ウコギ科)は、ここで言う「にんじん」(セリ科)とは、別のものです。

健康効果

  • ガン予防
  • 免疫力アップ
  • 整腸作用

にんじんに多く含まれているベータカロテンは、活性酸素を抑制する働きがあり、ガン予防や免疫力アップに効果があると言われています。
また、にんじんに豊富に含まれている食物繊維は、腸内をきれいにし、腸内環境を良くしてくれます。

美容効果

  • 美肌効果、紫外線ケア
  • 老化防止
  • 低カロリー(100gあたり39kcal)

にんじんは、薬膳では、血流を良くし、血流を増やしてれると考えられています。
きれいな血が、体中に行きわたることによって皮膚をみずみずしく保ち、壊れた細胞も修復してくれます。
それが、シワやシミ、紫外線ケア、老化防止になるのです。
にんじんには、豊富なベータカロテン、ビタミン類、カリウム、鉄、カルシウムなどのミネラル成分がバランス良く含まれており、美肌効果や老化防止に効果があるのも納得です。

また、にんじんは、その豊富な栄養素のわりに低カロリーです。

カロリー100gあたり
ごはん168kcal
にんじん39kcal
大根18kcal

上記の表を見て頂くと、にんじんのカロリーは39kcalに対して、ごはんのカロリーは168kcalとなっております。
にんじんのカロリーは、ごはんの4分の1のカロリーなのです。
大根の18kcalと比べると少しカロリーが高いように思いますが、にんじんの美容効果を考えると39kcalは、低カロリーと考えられます。

簡単!にんじんレシピ

にんじんサラダ(ラペ)

材料

  • にんじん      400g
  • 酢       大さじ4杯
  • オリーブオイル 大さじ2杯
  • 砂糖      大さじ1杯
  • 塩          少々
  • こしょう       少々

作り方

  1. にんじんを千切りにする。(スライサーを使うと良い)
  2. オリーブオイルとにんじんの千切りを混ぜ合わせる。(生のにんじんが苦手な方は、電子レンジでお好みで数分加熱し、水分を切り、冷めたら水分を搾る)
  3. 酢、砂糖、塩、こしょうとにんじんを混ぜ合わせて出来上がりです。

子どもが喜ぶにんじんレシピ(しりしり)

材料

  • にんじん     150g
  • 卵        1個
  • みりん小さじ   2杯
  • しょうゆ小さじ  2杯
  • 砂糖小さじ    1杯
  • ごま油小さじ   1杯
  • いりごま     少々

作り方

  1. にんじんを千切りにします。(スライサーを使うと簡単です)
  2. 熱したフライパンにごま油を入れて、にんじんを炒めます。
  3. にんじんが、しんなりしたら砂糖、しょうゆ、みりんを入れて炒めます。
  4. 全体が、混ぜ合わさったら溶いた卵を流し入れて、火が通るまで炒めます。
  5. お皿に盛り付け、ごまを少々。完成です。

にんじんは、豊富な栄養があるので、子どもにもたべさせたいですね。

にんじん葉のレシピ

にんじんは、葉も食べられます。にんじんは、種をまいて芽が出てある程度、葉が大きくなったら、間引かなければなりません。にんじんの根は、まだ小指ほどの大きさです。
この間引きにんじんがおいしいです。

にんじん葉のゴマ和え(間引きにんじん)

農家は、にんじん葉は、間引きにんじんの葉を食べます。
柔らかくておいしいからです。
根の部分が大きくなったにんじんの葉は、茎が固すぎます。

材料

  • 間引きにんじん    1束
  • すりごま    大さじ4杯
  • しょうゆ    大さじ1杯
  • みりん     大さじ1杯
  • 砂糖      大さじ1杯

作り方

  1. にんじん葉をたっぷりの熱湯でゆでます。
  2. 茹で上げたら湯を切ります。
  3. 粗熱をとったら3cm程度に切ります。
  4. ゴマダレ(すりごま、しょうゆ、みりん、砂糖を混ぜたもの)とにんじん葉を混ぜて出来上がりです。

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