【苦味対策】レモンのはちみつ漬けが苦いわけ(砂糖漬け、ジャムなど)

果物
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農業歴18年、レモンの木を育てています。

レモンの苦味の原因は、レモンの皮とレモンの果肉の周りにある白い「わた」の部分にあります。

レモンの苦味対策方法は、2つあります。

  1. 苦味の原因を取り除く
  2. 苦味の少ない品種のレモンを使う

それでは、詳しく説明しましょう。

【対策1】苦みの原因を取り除く

レモンの苦味の原因は、レモンの皮とレモンの果肉の周りにある白い「わた」の部分を取り除くことで解決します。

苦味を取り除くレモンのカット方法

  1. レモンのヘタの部分をカットする(レモンの両端部分)
  2. レモンの黄色い皮をむく
  3. レモンの果肉の周りにある白い「わた」の部分をそぎ落とす
  4. レモンをスライスする

これでレモンのカットは、終了です。
あとは、はちみつ漬けにしたり、砂糖漬けにしたり、ジャムにしてください。
レモンの苦味が取り除かれ、濃厚なレモンの香りと酸味を楽しむことができます。

レモンの販売時期による苦味の違い

レモンを購入するときは、国産レモンを購入することを強くお勧めします。
輸入レモンには、日本では、製造・販売・輸入が禁止されている農薬が散布されています。

黄色いレモン

白い「わた」の部分は、少なく苦みも少なめです。

レモンが、熟すと黄色になります。
国産の黄色いレモンは、12月頃から翌年の春まで販売されています。


グリーンレモン

まだ、若いレモンで白い「わた」の部分が多く、皮も厚いです。
「わた」の部分と皮を取り除かないと苦みが強く出ます。

レモンが、熟す前は緑色です。
9月ぐらいから12月頃まで販売されています。
グリーンレモンは、基本的に国産レモンです。


国産レモンの無い時期

夏の間は、国産レモンはありません。
基本的には、日本では輸入レモンしか販売されていません。

【対策2】苦みの少ない品種を使う

マイヤーレモン

マイヤーレモンは、皮が薄く苦みの原因となる部分がほとんどありません。
レモンを皮ごとおいしくたべられるのは、マイヤーレモンです。

酸味も少なくほんのりとした甘さがあります。
強い酸味が苦手な方に人気のレモンです。

生産量が少なく希少なレモンです。
皮が薄く傷つきやすいため長距離輸送に向かない品種のため、輸入品はほとんどありません。

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