丸ごとレモンを食べる時知っておきたい重要なこととは、レモンに使われている農薬についてです。
輸入レモンには、農薬取締法(登録農薬制度)によって、禁止されている農薬が使用されています。
それでは、詳しく説明していきましょう。
レモンに使われている農薬
結論から言うとレモンを丸ごと食べる時は、国産レモンを使用するべきだという事です。
それは、輸入レモンには、収穫後にポストハーベスト農薬というものが散布されレモンの皮に付着しているからです。
このポストハーベスト農薬は、農林水産省が、農薬取締法(登録農薬制度)によって、製造・販売・輸入が禁止されています。
つまり、輸入レモンには、農林水産省が、安心安全と認定されていない農薬が散布されているのです。
丸ごとおいしく食べられるレモンの種類とは
マイヤーレモン
レモンの皮とレモンの果肉の周りにある白い「わた」の部分には、苦味の成分があります。
レモンを丸ごとおいしく食べるには、苦みの部分が少ないレモンが最も適しています。
その苦みの部分が少ないレモンがマイヤーレモンです。
マイヤーレモンは、皮が薄く、果肉の周にある白い「わた」の部分も少ないのであまり苦みを感じません。
マイヤーレモンは、丸ごと食べられ、廃棄する部分がなく、食品ロスがないことからスローフードの食材として人気があります。
しかし、生産量が少なく希少なレモンです。それは、皮が薄く傷つきやすいので長距離輸送に適していないからです。
イエローレモン
黄色い国産レモンは、12月頃から翌年の春の間に販売されています。
実が熟して、緑のレモンが黄色くなります。
緑のレモンに比べると、苦みの素である皮の部分と果肉の周りにある白い「わた」の部分が少ないので、丸ごと食べるには、グリーンレモンより適していると言えます。
グリーンレモン
国産グリーンレモンは、9月から12月に販売されています。
実が熟す前のレモンで、実が熟すと次第に黄色に変わります。
グリーンレモンは、まだ若いため皮の部分が厚く、果肉の周りにある白い「わた」の部分が多いです。
皮と「わた」の部分に苦みがあり、丸ごと食べるには適していません。
丸ごと食べるレモンのおいしい食べ方
レモンを丸ごと食べるなら、マイヤーレモンが最高においしいです。
鶏肉と一緒にローストしたり、輪切りにしてケーキの生地の上に載せて焼いたり、砂糖漬けにしても美味しく食べられます。
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